みなみえるの寺沢です。2025年11月5日に開催された「四国中央スカイラン(第7回)兼 V GAMES JAPAN 2025 兼 2025-26スカイランニング四国地域シリーズ」の計測を担当しました。
山のふもとから頂上まで約5kmを一気に登り、スピードを競う大会です。標高差は約850mもあります。とてもとても過酷です。
計測をするには、ゴール地点に計測器がなくていけません。そうです。そういうことです。山登りして、機器の準備してゴールとして整え、選手をお迎えしないといけない。以下全体コースです。

幸いなことに、ゴールのかなり近くまで車で登れます。平面の地図で見ると、なんてことないように見えます。

実際にはこんな感じ。頂上まで標高にして約100メートルくらいの場所です。登山道が真っすぐ登っていくので、えらいキツいです。重たい荷物を背負っているのと、今回は、雨と風が強かったので不安を感じながら登りました。

無地登り切り、準備完了しました。ゴールする選手を待ちます。
なんですが、、実はこの準備中に「車のライトついてますよ!」と連絡をいただき、一回降りて、また登るという無駄をしていたことを告白します。よい運動になりましたけど。。

選手が登ってきました。






女子の選手も過酷な条件の中すごい勢いでゴールします





もしかすると通信状態が悪いので、計測器からインターネット経由の通信が失敗する可能性もあると聞いていましたが、結果、通信状態もよく、リアルタイムにリザルトを更新できる状態でした。
ゴールの頂上付近では、雨が降ったりやんだりで、風も強く、悪い環境でしたが通信状態が良くて良かったです。通常ならば素晴らしい景色が拝める場所だそうですが、一面真っ白で残念でした。それでもとんでもない過酷なコースをとんでもない速さで登ってくる選手に感動しました。
あいにくの天気でしたが、すべての選手が下山して、片づけをして一人で下山しようとしたところで、やっと靄が晴れてきれいな雲海を拝めました。本当に丁度大会の時間だけ天候が悪いという何かの法則みないな経験でした。

愛媛県四国中央市の道の駅霧の森に、大会本部が設定され、表彰式もこちらで行われました。本部テントの一部をお借りして、みなみえるの運営や表彰状の印刷などを行いました。雨で濡らしてはいけないものがあるためこちらも過酷でした。

リザルトのQRコードを張り出しました。たくさんの選手の皆さんが利用されていました。

表彰式の一部の様子。カテゴリーがたくさんあるので多くの方が壇上に上がり、笑顔がはじけました。


大変な環境での計測業務でしたが、次回は是非天気の良いときに、頂上に登りたいと思います。選手の皆さんお疲れさまでした。また来年お会いしましょう!
おまけ。道の駅霧の森がある愛媛県四国中央市新宮町はお茶の産地です。この道の駅にはおしゃれなお店がいくつもあるのですが、その中の「霧の森茶フェ」でおいしいソフトクリームがありました。写真は、抹茶とほうじ茶のミックスです。甘すぎず濃厚で香ばしいくせになる味でした。また来年楽しみです。

